簡単に出来る可動域セルフチエック法
自宅で1分。肩・股関節の動きや左右差を簡単にセルフチェックしてみましょう。

千歳船橋駅から徒歩30秒、祐気堂マッサージ院長の御木です。

最近、

  • 腕が以前より上がりにくい
  • 背中に手を回しにくい
  • 靴下を履くときに股関節が硬く感じる
  • 左右で身体の動きが違う気がする

そんなことはありませんか?

身体の動きは、毎日の生活の中で少しずつ変化しています。

今回は、ご自宅で簡単にできる肩・股関節の可動域セルフチェックをご紹介します。

難しい検査ではありません。まずは今の自分の身体がどのくらい動くのかを確認してみましょう。

まずは2つの可動域セルフチェック

今回確認するのは、次の2つです。

  • ① 背中で腕を近づけるチェック
  • ② あぐら前屈チェック

大切なのは、「できる・できない」だけを見ることではありません。

左右差があるか、以前より動きにくくなっていないかを確認してみてください。

背中で両手を近づけて肩の可動域を確認するセルフチェック
① 背中で腕を近づけるチェック
あぐら前屈で股関節の可動域を確認するセルフチェック
② あぐら前屈チェック

こちらは比較的よく動いている例です。

ただし、この写真と同じところまで動かなければ「異常」という意味ではありません。

身体の柔軟性には個人差がありますので、「できる・できない」よりも、左右差や以前の自分との違いを見ることが大切です。

ちなみに私の場合は……

院長自身の背中腕クロス
院長自身のあぐら前屈による股関節セルフチェック
院長自身のあぐら前屈

私自身も同じセルフチェックをすると、肩関節・股関節の動く範囲にはかなり制限があります。

だからこそ私は、「今、自分の身体がどのくらい動くのかを知ること」はとても大切だと感じています。

このセルフチェックは、正常・異常を自分で断定するためのものではありません。

以前の自分と比べてどうか。右と左で大きな違いがないか。

そんな身体からのサインに気づくきっかけとして、ぜひ役立ててください。

肩・股関節の可動域チェックが大切な理由

年齢とともに活動量が減ったり、痛みを避けて身体を動かさなくなったりすると、筋肉や関節まわりの組織が硬くなり、関節の動く範囲が狭くなることがあります。

特に、肩関節と股関節は、日常生活の動きに大きく関係しています。

  • 肩が動きにくいと、着替え・洗髪・背中に手を回す動作がしにくくなる
  • 股関節が動きにくいと、歩く・立つ・靴下を履く・階段を上る動作に影響しやすい

つまり、肩や股関節の動きの低下は、日常生活のしづらさにつながりやすいのです。

「身体が硬い」と「拘縮」は同じではありません

ここは大切なポイントです。

単に筋肉が硬くて身体が動かしにくい状態と、医学的にいう「拘縮」は同じではありません。

拘縮とは、病気やケガ、長期間身体を動かさなかったことなどによって、関節周囲の組織に変化が起こり、関節の動く範囲が制限された状態をいいます。

ですから、「身体が硬い=拘縮」ではありません。

ただし、関節の動く範囲が正常可動域より明らかに制限されている場合は、拘縮が疑われる一つの目安になります。

私が可動域測定表を大切にしている理由

私が以前、マッサージ師会の会長に「拘縮があるかどうかをどのように考えたらよいか」を伺ったとき、可動域測定表をいただきました。

そのときに教えていただいたのが、特に肩関節と股関節のチェックが重要ということでした。

関節の動く範囲が正常可動域より明らかに狭い場合には、関節拘縮が疑われる一つの目安として考え、必要に応じて医師の同意書の手続きへ進める、という考え方です。

もちろん最終的な判断は医師の診察と同意が必要ですが、現場で身体の状態を確認するうえで、可動域測定はとても大切だと私は考えています。

可動域測定表の一部です

下の表は、祐気堂マッサージで可動域を確認する際に参考にしている関節可動域測定表の一部です。

数字だけで一律に判断するのではなく、痛みの有無、左右差、日常生活で困っていることなども合わせて確認していきます。

関節可動域測定表1
関節可動域測定表 1
関節可動域測定表2
関節可動域測定表 2

このような測定表を参考にしながら、肩関節・股関節をはじめとした関節の動きの状態を確認していきます。

健康保険を使ったマッサージにつながる場合もあります

筋麻痺や関節拘縮などがあり、医師が医療上マッサージを必要と判断して同意した場合には、健康保険を使ったマッサージの対象になることがあります。

祐気堂マッサージでは、通院できる方の健康保険マッサージについてもご相談を承っています。

「自分は対象になるの?」

「医師の同意書はどうすればいいの?」

「まずは身体の状態を見てほしい」

という方も、まずはお気軽にご相談ください。

健康保険を使ったマッサージについて詳しくはこちら

健康保険の対象になる症状や、医師の同意、施術開始までの流れについてまとめています。

▶ 健康保険を使ったマッサージについて見る

「未病治」という考え方

東洋医学には、「未病治(みびょうち)」という考え方があります。

これは、病気になってから対処するだけでなく、日頃から自分の身体を知り、健康を保っていこうという考え方です。

私は、この可動域セルフチェックも未病治の一つだと思っています。

毎日行う必要はありません。月に一度でも、

  • 今月は肩の動きはどうかな?
  • 左右差は強くなっていないかな?
  • 股関節は前より硬くなっていないかな?

と確認するだけで、自分の身体を見直すきっかけになります。

祐気堂では「温める・ゆるめる・動かす・確認する」

現在、祐気堂マッサージでは身体を整えるとき、

温める

ゆるめる

動かす

確認する

という流れを大切にしています。

身体がこわばっている方には、マッサージだけでなく、三井温熱療法や整体・操体法などを、その日の身体の状態に合わせて取り入れています。

施術前と施術後で、

  • 肩がどこまで動くか
  • 身体をひねった感じはどうか
  • 股関節の動きはどうか
  • 左右差に変化があるか

などを確認することも大切にしています。

単に「気持ちよかった」で終わるのではなく、身体がどう変化したのかを一緒に確認することが大切だと考えています。

可動域が気になる方はご相談ください

今回ご紹介したセルフチェックは、とても簡単です。

ただし、「できないから悪い」「できるから健康」と決めるためのものではありません。

一番見ていただきたいのは、

「以前の自分と比べてどうか」
「左右で大きな違いがないか」

ということです。

身体は毎日の生活の積み重ねで変化します。

まずはご自宅で肩・股関節の動きを確認してみてください。そして、動きにくさや左右差が気になる場合にはお気軽にご相談ください。

セルフチェックを行う際の注意

痛みを我慢して無理に動かす必要はありません。

強い痛み、しびれ、急に動かなくなった、転倒やケガの後から動かしにくくなったなどの場合は、セルフケアだけで判断せず、医療機関へご相談ください。

千歳船橋 祐気堂マッサージ

小田急線千歳船橋駅から徒歩約30秒

〒156-0054
東京都世田谷区桜丘2-29-14

電話:03-5450-1171

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