
千歳船橋駅から徒歩約30秒、祐気堂マッサージ院長の御木です。
私は30年以上、あん摩・マッサージ・指圧の施術を続けながら、身体についてさまざまなことを学んできました。
中でも昔から特に興味を持っていたのが、操体法と温熱療法です。
操体法、快医学、イトオテルミー、家庭医学で使われていた温熱器や活生器、温球と冷球を利用した温冷刺激、体液循環という考え方を取り入れた療法など、興味を持ったものは実際に学んできました。
今振り返ってみると、私がずっと探していたのは、単に「温める方法」ではなかったように思います。
「身体に刺激を与えたとき、その身体はどう答えるのか?」
私はそこに興味を持ち続けてきたのだと思います。
そして、いろいろな温熱療法を学んだ末に出会ったのが、現在祐気堂マッサージで取り入れている三井温熱療法でした。
私が30年以上続けてきた操体法
私の施術の土台の一つになっているのが操体法です。
操体法では、痛い方向や動きにくい方向へ無理に身体を動かすのではなく、実際に身体を動かしながら、その人自身の感覚を確認していきます。
例えば身体を左右へ動かしてみると、
「右は動きにくいけれど左は楽」
「こちらは引っかかるけれど反対側は自然に動ける」
という違いが出ることがあります。
私は長年、操体法を実践する中で、
「施術者が一方的に答えを決めるのではなく、身体自身の反応を確認すること」
を大切にしてきました。
私にとって操体法とは、
「動きを通して身体に聴く方法」
でもあります。
▶ 私が大好きな整体理論「操体法」についてはこちら
快医学にも「操体法+温熱療法」があります
快医学について改めて調べてみて、私が非常に興味を持ったのが、快医学でも操体法と温熱療法が手当てとして取り入れられていることでした。
快医学ネットワークでは、操体法のほか、小型アイロン、活生器、ドライヤーなどを利用した温熱の手当てが紹介されています。
現在の講座でも、操体法とともに活生器やフレッシャーなどを体験する内容が紹介されています。
もちろん、
快医学の温熱療法と三井温熱療法は同じものではありません。
歴史も理論も使用する器具も異なります。
私が興味を持っているのは、それぞれを同じ療法として扱うことではなく、
「身体から返ってくる感覚を大切にする」
という考え方です。
私は昔から、さまざまな温熱療法を学んできました
三井温熱療法に出会う以前から、私は温熱療法そのものに強い関心を持っていました。
イトオテルミーを学んだこともあります。
家庭医学関係の温熱療法を勉強したこともあります。
そのとき使用していたのが、次の写真のローラー式温熱器です。

金色のローラー部分を温め、身体に使用する器具です。
また、乾燥したよもぎを使い、温かい煙を身体に当てる「活生器」という器具を使った方法も学びました。
快医学ネットワークの現在の資料にも活生器が紹介されており、家庭医学協会で長く扱われていた器具であることが記されています。
昔学んだものが、後になって快医学とのつながりを知ることになり、私自身とても興味深く感じています。
温めるだけでなく、温冷刺激も学びました
私が勉強してきたのは「温める」方法だけではありません。
当時、温かい球と冷たい球を使って身体に温冷刺激を加える療法も学びました。
私自身は当時、温冷灸療法として学んだ記憶があります。

さらに、体液循環という考え方を取り入れた療法なども学びました。
今振り返ると、私はかなり昔から、
温める。冷やす。触れる。動かす。
というさまざまな刺激と、
「その刺激に身体がどのように反応するのか」
に興味を持っていたのだと思います。
しかし、温熱療法を治療院で続けるには大きな壁がありました
いろいろな温熱療法を学び、温熱にはとても興味を持っていました。
ところが、実際に治療院の施術として取り入れようとすると、私には大きな問題がありました。
当時学んだ方法の中には、温熱器を直接身体に使用するため、肌を広く露出してもらう必要があるものがありました。
私は男性施術者です。
男性の患者さんであれば対応しやすい場合でも、女性の患者さんに同じ方法で施術することを考えると、プライバシーへの配慮を含め、治療院で継続して行うことには難しさを感じました。
「温熱療法は面白い。もっと施術に取り入れたい。でも、このやり方では自分には続けられない」
そう考え、温熱療法を本格的に施術へ取り入れることを、一度は諦めていました。
そんな私が三井温熱療法に出会いました
そんなときに出会ったのが、三井温熱療法でした。
私が最初に感激したことの一つが、
祐気堂では衣服を着たまま施術に取り入れられること
でした。
「これなら男性施術者の私でも、女性の患者さんにも配慮しながら温熱療法を施術に取り入れられる」
そう思ったのです。
長い間、温熱療法に興味を持ちながら、治療院で続けることには難しさを感じていた私にとって、この出会いは本当にうれしいものでした。
「これなら私にもできる!」
そう思ってから、私は三井温熱療法に夢中になっていきました。
三井温熱は、ただ身体を温めるだけではありませんでした
さらに三井温熱療法を学んでいくと、私が惹かれた理由は「衣服を着たまま施術に取り入れられる」ということだけではありませんでした。
身体を温めていくと、その人によって、また身体の場所によって温度の感じ方が違うことがあります。
「ここは気持ちいい」
「左右で感じ方が違う」
「この場所は強く熱を感じる」
そうした本人の感覚を確認しながら施術していくところに、私は強く興味を持ちました。
三井式温熱治療器IIIは温灸器として医療機器認証を受けており、メーカーが示す効能・効果の範囲には、疲労回復、血行をよくする、筋肉の疲れをとる、筋肉のこりをほぐす、神経痛・筋肉痛の痛みの緩解、胃腸の働きを活発にすることが挙げられています。
ここで私は操体法との共通点を感じました
長年続けてきた操体法と、三井温熱療法。
もちろん、この二つは同じ療法ではありません。
しかし私自身は、施術をしていて非常に興味深い共通点を感じています。
操体法は「動き」から身体に聴く
操体法では身体を実際に動かし、
「どちらが楽ですか?」
「どちらなら無理なく動けますか?」
と確認します。
私はこれを、
「動きから身体の声を聴く」
と考えています。
三井温熱は「温度感覚」から身体に聴く
三井温熱では身体を温めながら、
「ここはどう感じますか?」
「左右で感じ方は違いますか?」
と本人の反応を確認します。
私はこれを、
「温度感覚から身体の反応を聴く」
と考えています。
つまり私の中では、
操体法=動きから身体に聴く
三井温熱=温度感覚から身体に聴く
というつながりがあります。
▶ 三井温熱「自分の体に、施術ポイントを聴く」という考え方はこちら
快医学を知っている方にも、この組み合わせを知ってほしい
快医学を学んでいる方であれば、操体法と温熱療法を組み合わせる考え方には馴染みがあるかもしれません。
現在の快医学でも、操体法とアイロンなどを使った温熱の手当てが紹介されています。
そこで、
「操体法と三井温熱療法を組み合わせたら、どのような施術になるのだろう?」
と興味を持つ方もいらっしゃるのではないかと思っています。
繰り返しますが、快医学の温熱療法と三井温熱療法は別のものです。
祐気堂マッサージが「快医学そのもの」を行っているという意味でもありません。
私が注目しているのは、
「身体の感覚を大切にし、その人自身の反応を確認しながら施術する」
という共通する部分です。
昔学んだ療法が、今になって一本につながってきました
イトオテルミー。
家庭医学の温熱療法。
フレッシャー。
よもぎの煙を使う活生器。
温球と冷球による温冷刺激。
体液循環という考え方を取り入れた療法。
そして30年以上続けてきた操体法。
それぞれは別々の療法です。
そして現在の三井温熱療法も、それらと同じ療法ではありません。
しかし私自身の施術歴を振り返ってみると、一つの共通したテーマが見えてきました。
「刺激を一方的に与えるだけではなく、身体から返ってくる反応を見る」
ということです。
温めてみる。
触れてみる。
動かしてみる。
そして、
「身体はどう答えているだろう?」
と確認する。
これは現在の祐気堂マッサージの施術にもつながっています。
現在の祐気堂は「温める・ゆるめる・動かす・確認する」
現在の祐気堂マッサージでは、その日の身体の状態を確認しながら、
温める → ゆるめる → 動かす → 変化を確認する
という流れを大切にしています。
身体が強くこわばっている方に、最初から無理な動きをしてもらう必要はありません。
必要に応じて温める。
あん摩・マッサージ・指圧で身体をゆるめる。
操体法などを使い、無理のない範囲で身体を動かす。
そして最後に、
「最初と比べて、身体はどう変わりましたか?」
と確認します。
これが、現在の私の施術の基本的な考え方です。
快医学・操体法・三井温熱療法を調べて来られた方へ
この記事をご覧になっている方の中には、祐気堂マッサージを以前から知っている方だけではなく、
- 快医学について調べていた方
- 操体法に興味のある方
- イトオテルミーや温熱療法について調べている方
- 三井温熱療法を受けられるところを探している方
- 操体法と温熱療法を一緒に受けてみたい方
もいらっしゃると思います。
そんな検索をきっかけに、初めて祐気堂マッサージを知っていただけたのであれば、とてもうれしく思います。
祐気堂マッサージは、東京都世田谷区、小田急線千歳船橋駅から徒歩約30秒です。
あん摩マッサージ指圧師の国家資格を持つ施術者が、その日の身体の状態を確認しながら施術しています。
私にとって三井温熱療法とは
私にとって三井温熱療法は、単に身体を温めるためだけのものではありません。
いろいろな温熱療法を学びながら、治療院で継続して取り入れることを一度は諦めた私が、
「これなら自分にもできる」
と感激した温熱療法でした。
そして、30年以上続けてきた操体法で大切にしてきた、
「身体に聴く」
という考え方を、温度感覚という別の角度から見るきっかけにもなりました。
操体法では、動きから聴く。
三井温熱では、温度感覚から聴く。
マッサージでは、手で触れながら身体の状態を確認する。
さまざまな療法を学んできた結果、現在私が大切にしているのは、
「施術者が答えを押しつけるのではなく、身体から返ってくる反応を大切にすること」
です。
これからも祐気堂マッサージでは、昔から学んできたことと現在の知識の両方を大切にしながら、一人ひとりの身体と向き合っていきたいと思います。
操体法・三井温熱療法に興味のある方へ
操体法と三井温熱療法を組み合わせた施術に興味のある方、温熱療法を一度体験してみたい方はお気軽にご相談ください。
▶ 祐気堂マッサージ 60分・90分コースの施術内容・料金はこちら
祐気堂マッサージ
東京都世田谷区桜丘2-29-14
小田急線 千歳船橋駅から徒歩約30秒
ご予約はお電話でお願いいたします。
参考にした資料
快医学ネットワーク「快療法の手当て」「快医学講座」
三井温熱株式会社「三井式温熱治療器III 製品情報」
※快医学、イトオテルミー、家庭医学関係の療法、温冷刺激の療法、三井温熱療法は、それぞれ異なる歴史・理論・方法を持っています。本記事ではそれらを同一の療法として紹介するものではなく、院長自身がこれまで学んできた経験と、そこから感じている共通点について紹介しています。
※温熱や身体への刺激の感じ方には個人差があります。強い痛み、急なしびれ、筋力低下、外傷後の症状などがある場合は、施術より先に医療機関へご相談ください。































