
千歳船橋駅から30秒祐気堂マッサージの院長御木です。
「身体を整えること」に魅せられた原点は、私が高校時代に夢中になった少林寺拳法の体験にあります。
少林寺拳法の教えの中に、今でも大切にしているこのような言葉があります。
己こそ 己の寄るべ
己を置きて たれに頼むぞ
良く整えし 己にこそ
まこと得がたき 寄るべをぞ得る(『法句経』より / 少林寺拳法 聖典)
この言葉は、「自分自身をしっかりと鍛え整えることこそが、最も頼りになる心の支え(寄る辺)になる」という意味を持っています。
当時の私は、日々の稽古や身体の仕組みを活用した調整法(整法)を学ぶ中で、「心と身体はひとつであり、自らを整えることの大切さ」を強く実感しました。この体験こそが、私が施術家を目指し、整体の世界へ進む大きなきっかけとなったのです。
本当の健康は「自分を整えること」から始まる
施術家として多くの方の身体と向き合ってきた中で、今改めてこの言葉の深さと重みを実感しています。
もちろん、辛い痛みを抱えている時や頑固なコリがある時は、プロの手による施術(他力)で身体の歪みや滞りをリセットすることが大切です。
しかし、施術によってせっかく身体が正しい状態に戻っても、その良い状態を維持し、さらに健康を高めていくのは「あなた自身の日常のケア(自力)」にほかなりません。
つまり、「プロによる手当て(施術)」と「ご自身で行うセルフケア(自己療法)」は、健康という車輪の両輪なのです。
自分自身の身体に意識を向け、日々のセルフケアで「己を整える」こと。これこそが、将来にわたって痛みの出にくい身体をつくり、自分自身を守る一番の近道となります。
今回の記事では、当院での身体の整え方はもちろんのこと、ご自宅で簡単に実践できる「自分を整えるセルフケア」のポイントについて分かりやすく解説していきます。
三井温熱療法は「施術+自宅セルフケア」が大切|回復する力を支える温熱習慣
「治療を受けた日は体が楽になるけれど、数日するとまた元に戻ってしまう」
そんな経験はありませんか?
肩こりや腰の張り、冷え、疲労感などは、一度体を整えただけですべて解決するものではありません。私たちの体は毎日、仕事や家事、長時間の同じ姿勢、運動不足、睡眠不足、そして夏の冷房など、さまざまなストレスや環境の影響を受けています。
そのため祐気堂マッサージでは、治療院で施術を受けるだけではなく、
「治療院で整える」+「自宅ケアで温める」⇒「回復する力を支える」
この流れを毎日の生活に取り入れることが、健やかな体づくりにとても大切だと考えています。そのセルフケアとして、最もおすすめしているのが三井温熱療法です。
なぜ「温める」ことが回復力を支えるのか?
体が冷えると血管が収縮し、血液の巡りが悪くなります。血液は酸素や栄養を全身に運び、老廃物を回収して体の働きを支えているため、血行不良は筋肉のコリや重だるさの直接的な原因になります。
反対に、体を適度に温めることによって血行がよくなり、硬くなった筋肉も自然とゆるみやすくなります。
だからこそ祐気堂マッサージでは、「まず温めて、それから整える」というアプローチを大切にしています。
三井温熱療法の基本は「適所適量の熱」
三井温熱療法(三井式温熱療法)は、創始者である三井兎女子(みつい とめこ)氏によって確立された療法です。体の不調やさまざまな悩みの根本原因を「冷え(血行不良)」と「ストレスによる自律神経の乱れ」と捉え、専用の温熱器を用いて体の中に直接熱を入れる(注熱する)ことで、人間が本来持っている自然治癒力を呼び覚ますことを目指しています。
この療法の根幹を支えているのが、「適所適量の熱」という基本的な考え方です。
三井温熱療法が大切にしているのは、「体が本当に求めている場所へ、ぴったりの熱を注ぐ」ことです。温熱器を滑らせるように動かしていくと、一見なんともないように見える皮膚の表面でも、冷えや不調を抱えた部位に差し掛かった瞬間だけ、ピリッと「アチチ!」と声を上げるような強い熱感(熱痛覚)が現れます。そこがまさに、体が熱を欲している「適所」のサインです。
熱の強さや時間を一方的に押し付けるのではなく、体が心地よいと感じる深さまでじっくりと必要な分の熱を届ける(適量)。この「場所と量の絶妙な加減」によって、深く張っていた緊張が奥からじんわりと解け、乱れていた自律神経のバランスが整っていきます。
【三井温熱機器に認められている効能・効果】
三井式温熱治療器IIIやCAON(カオン)面状炭素温熱マットは医療機器として認証されており、以下の効能・効果が認められています。
- 疲労回復
- 血行をよくする
- 筋肉の疲れをとる
- 筋肉のこりをほぐす
- 神経痛、筋肉痛の痛みの緩解
- 胃腸の働きを活発にする
三井温熱療法が重視する5つのポイント
三井温熱療法では、この「適所適量の熱」をさらに効果的なものにするために、以下の5つの基本ポイントを大切にしています。
1. 背骨(脊柱)への注熱を最大の基本とする
全身のケアにおいて最も重視されるのが、自律神経や神経系が集中的に通る背骨とその周辺への注熱です。背骨を丁寧に温めて解きほぐすことで、脳脊髄液の循環を高め、自律神経の働きを根底から整えます。
2. 「アチチ反応」による不調・冷えの探知
温熱器を単に温める道具としてだけでなく、体の中の「不調を探る探知器」として活用します。お体が示すわずかなサイン(アチチ反応)を見極め、的確なアプローチを行います。
3. 自律神経を活性化させる熱刺激のメリハリ
単に体をぬるく温め続けるだけではありません。「気持ちよさ(副交感神経への刺激)」と「アチチという一瞬の熱刺激(交感神経への刺激)」を交互に与えることで、刺激とリラックスのメリハリを作り出し、自律神経のスイッチング機能を高めます。
4. 骨まで届く「深部・残熱効果」
皮膚の表面や筋肉を温めるだけでなく、骨の奥まで熱をしっかりと残すイメージで注熱を行います。骨まで届いた熱は蓄熱効果が高く、施術が終わった後も長時間にわたって体の芯からポカポカとした温かさが持続します。
5. 全身のバランスと重要なポイントへのアプローチ
痛む場所(局所)だけに囚われず、お腹や胸部、ホルモンや代謝に関わるポイントなど、全身のバランスを見ながら熱を入れていきます。これにより、体全体の循環と機能の底上げを図ります。
「施術」と「自宅セルフケア」は体の両輪です
たとえば週に1回、祐気堂マッサージで施術を受けたとします。その時間に体をしっかり温め、筋肉をゆるめて整えることはできます。しかし、1週間は7日あります。治療院で過ごす時間よりも、自宅や職場で過ごす時間のほうが圧倒的に長いのです。
せっかく施術で楽になっても、残りの6日間で体を冷やし、疲れを溜め込んでしまっては元の状態に戻ってしまいます。
・治療院(施術):自分では届かない場所までプロの手でしっかり整える
・自宅(セルフケア):自分で届く場所を温熱器で毎日少しずつ温める
施術という「点」のケアを、自宅セルフケアという「線」でつないでいく。この2つが揃って初めて、体が本来持っている「回復する力」が存分に発揮されます。
ご自宅で無理なく続けられる温熱セルフケア
三井式温熱治療器IIIはコンパクトなハンディタイプですので、お腹、胸、腰、脚など、ご自身で届く場所を簡単に温めることができます。また、CAON(カオン)温熱マットなら、横になったり座ったりしながら全身をじんわり温めることが可能です。
セルフケアで一番大切なのは「無理なく楽しく続けられること」です。
「温めると気持ちいい」という心地よさがあるからこそ、毎日の習慣にしやすいのが三井温熱療法の魅力です。毎日自分の体に触れて温めることで、「今日はここが冷えているな」「腰を温めると楽になるな」といった小さな体調の変化にも気づけるようになります。
三井温熱療法の「無料セルフケア指導」を実施中!
祐気堂マッサージでは、治療院で施術を受けるだけでなく、ご自宅でも良い状態を維持していただきたいという思いから、三井温熱療法のセルフケア方法を無料でお伝えしています。
▼こんな方におすすめです
- 三井温熱療法に興味があるけれど使い方が分からない方
- 温熱器を持っているけれど、効果的な当て方を知りたい方
- 自分やご家族のために、自宅でできる手軽な健康法を探している方
実際の温熱器を使いながら、安全な使い方、効果的な部位、毎日の続け方などを分かりやすくレクチャーいたします。難しい技術は一切不要です。
「治療院で整え、自宅でも温める。」
この小さな積み重ねが、長引く不調を遠ざけ、毎日を元気に過ごすための鍵になります。興味のある方は、ぜひお気軽に祐気堂マッサージまでご相談ください。
お電話 03-5450-1171へ
身体を温めることが、なぜ若々しさや健康維持につながると考えられているのかについてはこの記事をご覧ください。































