
こんにちは。
小田急線・千歳船橋駅から徒歩30秒、祐気堂マッサージです。
年齢を重ねても、できるだけ元気に動き、疲れにくく、血色の良い身体で過ごしたい。
そのために大切なことの一つが、身体を冷やしすぎず、適度に温める習慣です。
祐気堂マッサージでは、健康づくりの目標として、
「温かく・柔らかく・血色の良い身体へ。」
という考えを大切にしています。
今回は、身体を温めることが、なぜ若々しさや健康維持につながると考えられているのかを、
- ミトコンドリア
- HSP(熱ショックタンパク質)
- NO(一酸化窒素)
という3つのキーワードから、できるだけ分かりやすくご紹介します。
目次
身体の若々しさは「血流」と深く関係しています
私たちの身体は、血液によって酸素や栄養を受け取りながら働いています。
血流が良い状態では、筋肉や内臓、皮膚などに酸素と栄養が届きやすくなります。
一方で、冷えや運動不足、加齢などによって血流が低下すると、身体がこわばりやすくなったり、疲れが取れにくくなったりすることがあります。
身体を適度に温めると、皮膚や手足の血管が広がり、血液が流れやすくなります。
この血流の変化が、ミトコンドリア、HSP、NOの働きを考えるうえで大切な出発点になります。

① ミトコンドリアは細胞の「エネルギー工場」
ミトコンドリアは、私たちの細胞の中にある小さな器官です。
食事から取り入れた栄養と、呼吸によって取り入れた酸素を利用して、身体を動かすためのエネルギーをつくっています。
歩く、考える、呼吸する、心臓を動かす、体温を維持するといった活動にも、ミトコンドリアがつくるエネルギーが必要です。
そのため、ミトコンドリアは、
- 疲れやすさ
- 筋肉の働き
- 基礎代謝
- 身体の回復
- 細胞の老化
などと深く関係しています。
温めるとミトコンドリアが働きやすくなるの?
身体を温めて血流が良くなると、細胞へ酸素や栄養が届きやすくなります。
その結果、ミトコンドリアがエネルギーをつくるための環境を整える助けになると考えられます。
ただし、温めればミトコンドリアが無条件に増える、またはすべての機能が改善するという意味ではありません。
適度な運動、睡眠、食事と組み合わせることが重要です。
② HSPは細胞を守る「修理係」
HSPとは、Heat Shock Protein(ヒートショックプロテイン)の略で、日本語では熱ショックタンパク質と呼ばれます。
私たちの細胞は、熱、寒さ、疲労、紫外線、酸化ストレスなど、さまざまな負担を受けています。
HSPは、このような負担によって傷ついたタンパク質を修復したり、細胞を守ったりする働きに関係しています。
分かりやすく例えると、HSPは細胞の中の、
「点検係・修理係・お助け係」
のような存在です。
温熱刺激とHSP
身体に無理のない範囲で温熱刺激を加えると、細胞が軽い熱ストレスを受け、それに対応するためにHSPの働きが高まることがあります。
HSPは、細胞の保護だけでなく、血管内皮の働き、酸化ストレス、炎症反応などにも関係すると考えられています。
大切なのは、熱ければ熱いほど良いということではない点です。
強すぎる温熱刺激は、脱水、低温やけど、血圧変動、体調悪化につながる可能性があります。
③ NOは血管をしなやかに保つ物質
NOとはNitric Oxideの略で、日本語では一酸化窒素と呼ばれます。
NOは血管の内側にある血管内皮からつくられ、血管の筋肉を緩めて、血管を広げる方向に働きます。
そのためNOは、
- 血流を保つ
- 血管の柔軟性を支える
- 血圧の調節を助ける
- 血管内皮の健康を維持する
うえで重要な物質です。
温めることとNOの関係
身体を温めて血流が増えると、血管の内側に血液が流れる刺激が加わります。
この刺激は「ずり応力」と呼ばれ、血管内皮からNOがつくられる仕組みに関係しています。
また、HSPの一種であるHSP90は、血管内皮でNOをつくる酵素の働きにも関係することが報告されています。
つまり、温熱刺激、血流、HSP、NOは、別々に働くのではなく、互いに関連しながら血管機能を支えていると考えられます。
温めることで3つがつながります
ここまでの内容を簡単にまとめると、次のような流れになります。
- 身体を適度に温める
- 血管が広がり、血流が増えやすくなる
- 細胞へ酸素や栄養が届きやすくなる
- ミトコンドリアがエネルギーをつくりやすい環境が整う
- HSPが細胞の保護や修復を助ける
- NOが血管のしなやかさと血流を支える
こうした働きが重なることで、疲れにくく、回復しやすく、血色の良い身体を維持する助けになると考えられます。
「アンチエイジング」とは若返りではありません
アンチエイジングというと、年齢を若返らせることのように思われるかもしれません。
しかし、実際には年齢そのものを戻すことはできません。
大切なのは、
- 血管の働きを保つ
- 筋肉の柔軟性を保つ
- 細胞のエネルギー産生を支える
- 疲労から回復しやすい状態を保つ
- 身体を冷やしすぎない
などによって、年齢を重ねても元気に活動できる身体を目指すことです。
身体を温める習慣は、そのための一つの方法と考えることができます。
おすすめの温め方
毎日の生活では、次のような無理のない方法がおすすめです。
- 湯船につかる
- 手足やお腹、腰を冷やさない
- 軽いウォーキングを行う
- 無理のない範囲で身体を動かす
- 温かい飲み物を取り入れる
- 温熱療法を体調に合わせて利用する
温めた後は水分補給を忘れず、汗をかいたまま身体を冷やさないようにしましょう。
温める際の注意点
次のような方は、長時間の入浴、サウナ、強い温熱刺激を自己判断で行わず、主治医にご相談ください。
- 心臓や血管の病気がある方
- 血圧が不安定な方
- 糖尿病などで温度感覚が低下している方
- 腎臓病などで水分制限がある方
- 脱水を起こしやすい方
- 発熱や体調不良がある方
温熱療法は、病気を治すことを保証するものではありません。
熱さや我慢を競うのではなく、心地よく安全に続けられる温度と時間を選ぶことが大切です。
祐気堂マッサージが目指す身体づくり
赤ちゃんの身体は、温かく、柔らかく、血色が良いのが特徴です。
一方で、年齢を重ねると、身体は少しずつ冷えやすく、硬く、血色が悪くなりやすくなります。
祐気堂マッサージでは、温熱療法とマッサージを組み合わせ、血流と筋肉の柔軟性を整えることを大切にしています。
「温かく・柔らかく・血色の良い身体へ。」
年齢を重ねても、自分の足で歩き、元気に生活できる身体づくりをお手伝いします。
まとめ
身体を適度に温めると血流が良くなり、酸素や栄養が全身へ届きやすくなります。
そして、
- ミトコンドリアがエネルギー産生を支える
- HSPが細胞の保護や修復を助ける
- NOが血管のしなやかさと血流を支える
という3つの働きが連携することで、健康維持や、年齢を重ねても元気に動ける身体づくりにつながる可能性があります。
毎日の入浴や運動、睡眠、食事などと組み合わせながら、無理なく身体を温める習慣を続けていきましょう。
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※本記事は健康に関する一般的な情報を提供するものであり、診断や治療の代わりとなるものではありません。持病のある方や治療中の方は、温熱療法を行う前に主治医へご相談ください。

































