祐気堂マッサージ院長の御木です
祐気堂マッサージで行っている整体の原理について尋ねられる事があります。
祐気堂マッサージでは按摩指圧マッサージの手技を中心に身体のコリの解消や骨格の歪みを正体に戻しています。
3つの原理を基に行っています。
3つの原理とは
≪関節可動域正常値の原理≫≪拮抗反射の原理≫≪連動の原理≫
この3つの身体の原理を基に行っています。
≪関節可動域正常値の原理≫
現代人の生活は決まった動きが多く個人個人偏った動きに偏っています
したがつて動きやすい方向と
動きづらい動き可動域制限のある関節が必ずあります。
一つの関節の異常は他の関節に必ず連動して影響を与えます。
肩関節・股関節の関節可動域が正常値に改善すれば背骨や骨盤に連動して全身の動きが改善します。
股関節・肩関節と背骨・骨盤の可動域を正常値に近づけ免疫力・自然治癒力を向上させます
その為に
≪拮抗反射の原理≫≪連動の原理≫を施術に取りいれています。
祐気堂マッサージでは按摩指圧マッサージの手技にこれら3つの原理を活用しております。
≪拮抗反射の原理≫
動物も人間も無意識の時に自然に体の歪みをただしているのです。
あくびや背伸び・背伸びなど無意識に身体を動かしているときの共通点は
痛くない方向に動かしています
気持ちよい快感覚を味わいその限界点で脱力します。
この時に身体の歪みが正されるのですよ。
例えば腕を曲げてちぢめる時に痛みがある場合
二頭筋がちぢんで痛みが二頭筋や肩に出た場合、
縮める動きが痛みを感じる原因です
この時
腕を伸ばす動きは痛みを感じない動きになります。快方向の動きになります。
この時
三頭筋が縮みます
反射で痛みの原因の二頭筋は反射で緩みます。
これを拮抗筋反射と言います。
拮抗筋とは「ある運動をするとき互いに正反対の働きをする筋」のことです。
ある筋肉が縮むとき、
その拮抗筋は元の筋肉が縮むのにともなって伸びるのを抵抗しないように抑制的な神経反射が起きます。
相反性神経支配とは
意味
相反性神経支配(そうはんせいしんけいしはい、Reciprocal Innervation)とは、
主働筋が収縮する際に拮抗筋を収縮させない(弛緩させる)命令が出されるというような、
互いに拮抗しあう筋の活動を抑制するメカニズムのことである。相反性抑制ともいう。
≪連動の原理≫
重たいものを手で持ち上げようとすると
手の力だけではなく腰・足そして歯を食いしばり全身の力の調和が必要です。
どのような動きも全身のつながりが必要なのです。
このつながりを身体の連動性と言います。
身体では「運動系の歪み」が身体の複雑な繋がり合いの中で連鎖反応を起こし、
人体の外側の皮膚から始まり、内蔵まで影響を及ぼします、
そして日常生活に支障をきたすような症状をもたらすと考えています。
「皮膚表面から始まり内臓へと連なる場合もあり」
「内臓から始まり皮膚へと連なる場合もあり」
「症状の根本的な原因は身体の様々な部位に潜んでいます。」痛みのあるところだけに原因があるのではないのです。
私が大好きな操体法という身体原理があります。
操体法の考え方は
身体全体を1個「すべて関連している・繋がっている」
と捉えて「正常な身体(健康)」について考えています。
その中でも身体に引き起こされる異常について、
その主な原因として着目をしているのが「運動系の歪み」です。
操体法では「運動系の歪み」が身体の複雑な繋がり合いの中で連鎖反応を起こし、
人体の外側の皮膚から始まり、内蔵まで影響を及ぼす、日常生活に支障をきたすような症状をもたらすと考えています。
「運動系の歪み」に着目をする
「痛み・引っかかりを感じない方向への動作」とは快方向の動き改善する動きとなります。
「身体が楽に動く方向への動作」=逆モーション「動きにくい可動域制限のある動きの反対の動きは拮抗筋抑制反射が働き動きやすい」そして
何ともいえない快感覚が生じる方向への動作となります。
結果、身体の発する『危険信号=痛み』のある方向へは身体を動かさず、
痛みの無い、「楽」「快」に感じる・体が動く方向へと身体を動かしていくという、
「身体の声に従う」
動きこそが、
人間が本来持ちえた「自然治癒力」を最大限に発揮する為の道筋であると考えています。
つまり、身体は「痛み」「楽」「快」の感覚を使い分ける事で、
自然治癒力を発揮する為の道筋を示してくれている。と考えるわけです。
関節可動域制限のある関節の動きの反対の動きに連動させて全身を背伸びする感覚で気持ちよさを
味わいながら限界点まで動かし脱力をします。
気持ちよさを感じることが脳内ホルモンに影響を与え
生命力活成果に繋げます。