千歳船橋駅30秒 祐気堂マッサージ院長御木です。
最近、海外でブームとなっている「グリーンコーヒー」というコーヒーを知っていますか?
グリーンコーヒーは、焙煎されていないコーヒー豆のことです。
このグリーンコーヒーには通常のコーヒーには含まれていない成分が含まれていて、
それがダイエットを始めとする様々な健康・美容効果をもたらすと今とっても話題になっています。
そのことをネットで見つけた妻が糖尿病に良いかもと早速、試してみようと!
毎日グリーンコーヒーを飲んでみました。
グリーンコーヒー
すごいです!
体脂肪量が急激に減り始めました。
グリーンコーヒーは焙煎する前のコーヒー豆。
グリーンコーヒーは、その名の通り「緑色のコーヒー豆」。
通常のコーヒーが焙煎されて茶色をしているのに対し、焙煎されていないグリーンコーヒーの豆は緑色をしています。
この焙煎する前の状態にあるグリーンコーヒーは、通常のコーヒーと同じようにお湯や水を使って簡単にコーヒーとして飲むことができます。
我が家では
近所のコーヒー豆専門店で生の豆を購入して
10分程度に煮詰めて飲んでいます。
コーヒーと言うよりも煮豆のだし汁のような味です。
最初は煮すぎて漢方薬飲んでいるような感じでしたが。
効果効能を信じて飲んでみました。
焙煎していないからクロロゲン酸がたっぷりある
グリーンコーヒーと通常のコーヒーとの違いは、何と言ってもこの「クロロゲン酸の有無」です!
クロロゲン酸はポリフェノールの一種で、熱に弱い為コーヒー豆を焙煎する過程で分解され、消えてしまいます。
グリーンコーヒーは豆を焙煎する前の状態なので、
このクロロゲン酸が消えずにたっぷり残っているのです。
ちなみにこのクロロゲン酸は、
焙煎前の状態と比べると焙煎後には約5分の1程度の割合しか残っていません。
グリーンコーヒー特有のクロロゲン酸で得られる健康効果
グリーンコーヒーが身体に良い影響を与える理由はやはりクロロゲン酸の存在にあります。
クロロゲン酸によって得られる効果は次の通りです。
脂肪燃焼で得られるダイエット効果
グリーンコーヒーに含まれているクロロゲン酸の効果を挙げるなら、1番に出てくるのがこの「脂肪燃焼効果」です!
このイメージが強いため、グリーンコーヒーと言えば多くの人が「ダイエット効果」と答えます。
インドで行われた臨床試験では、肥満気味の成人男性と成人女性にグリーンコーヒーを与え続けた結果、
体脂肪が15.8%、BMI値が10.3%減少という驚異的な効果が見られた!との報告がありました。
通常、身体に摂り込まれた脂質はミトコンドリアによって吸収され、エネルギーとなります。
そのため、脂質を効率よくエネルギーとして消費するのであればこのミトコンドリアの働きが必要不可欠になります。
脂肪の燃焼は、ミトコンドリアの中にある「UCP1」と呼ばれるたんぱく質が担っています。
クロロゲン酸にはこのUCP1の働きを活性化させる効果があるため、脂肪燃焼効果があると言われているのです。
私と妻は毎朝計量していますが
最近脂肪量が減ってきたのに驚いています。
脂肪を溜め込まないので脂肪肝の予防になる
クロロゲン酸には脂肪を燃焼させる効果がありますが、ただ燃焼させるだけではなく脂肪の蓄積を防ぐ働きもあるのです。
脂肪肝は肝臓に中性脂肪が蓄積された状態で起こる生活習慣病です。
中性脂肪は摂取エネルギーが消費エネルギーよりも多くなったときに余ってしまったエネルギーのことを言います。
クロロゲン酸には中性脂肪の蓄積を抑える働きがあります。
そして同時に脂肪を燃焼させる効果もあるため、身体に摂り入れていれば自然と内臓に蓄積される脂肪の量は減っていきます。
中性脂肪が肝臓に蓄積されることによってメタボリックシンドロームや動脈硬化、糖尿病などの様々な病気を併発するリスクがあります。
健康な身体を保つためには是非とも予防したい病気ですね。
血糖値の上昇を抑えて糖尿病を予防・治療する
クロロゲン酸は糖尿病の予防にも有効的な存在です。
既に動物実験を始めとする様々な臨床試験でも立証されていて、
クロロゲン酸には血糖値の上昇を抑える働きがあることがわかっています。
血糖値は、炭水化物が分解されていく中でグルコース(ブドウ糖)に分解されるときに上昇します。
クロロゲン酸にはこのグルコースが生成されるのを抑制する働きがあるため、血糖値の上昇を防ぐことが出来るのです。
通常であれば、膵臓から分泌されるインスリンが血糖値の上昇を防いでくれます。
しかしすでに糖尿病を発症してしまっている人はインスリンの働きが鈍くなっている状態であるため、インスリンに血糖値を防ぐ効果は期待できません。
インスリンに頼らずに血糖値を下げることの出来るクロロゲン酸は、今糖尿病の治療にも有効的であると評価されています。
抗酸化作用で健康的な身体を維持する
クロロゲン酸はポリフェノールの一種です。
ポリフェノールには「抗酸化作用」と言って、身体の細胞を酸化させ壊してしまう活性酸素を除去する働きがあります。
活性酸素によって身体の細胞が壊されると、次のような弊害が起こります。
皮膚の細胞が壊されてニキビなどの肌トラブルが起きやすくなる
内臓を構成する細胞が壊されてあらゆる身体機能に異常が生じる
免疫細胞の働きが落ちてガンや生活習慣病の発症率が高まる
活性酸素を除去する働きのあるクロロゲン酸には、こうした害を防いで美容と健康の両方を保つ効果が期待できます。
悪玉コレステロールを減少させる
グリーンコーヒーを飲んでいると、
悪玉コレステロールの減少効果が見られます。
悪玉コレステロールは血液の中に存在していて、増えすぎなければ無害な存在です。
しかし量が増えすぎることで動脈硬化を引き起こします。
動脈硬化は、そこから更に心筋梗塞や脳梗塞、狭心症などの病気を併発する恐れがあります。
まとめ
- グリーンコーヒーは焙煎していない豆で淹れたコーヒーである
- 生豆で淹れたコーヒーのメリットはクロロゲン酸という物質が多く摂取できること。
- クロロゲン酸が通常のコーヒーの5倍入っている。
- グリーンコーヒーには過剰摂取で便秘になると言われているので、注意が必要です。
- グリーンコーヒーを飲むためには生豆を買って10分程度にる。
- 私と妻は脂肪量が減り、私は血糖値の検査値が良くなってきました。